まず各人が自分のファイルをチェックして不要文书を舍てることから始めます。「半分は舍てる」を目标に。以下が不要文书の目安です。
(注)商法などで法的に保存年限が决められているものは、それに従うこと。舍てる前に摇×ェック。
(1)1年以上前のもので、自分の课の本务ではないもの。その仕事を主管している课が持っているはず。
(2)自课の本务のものでも、1年以上见たことがないものは舍ててもまず大丈夫。(米国の调査によると、文书利用100回のうち、1年以内の文书が99回、半年以内の文书が90回。つまり、1年以上前の文书が必要とされる确率は、たったの1%)
(3)清书済みの原稿、订正済みの変更通知。
(4)参考程度に送られてきた报告书?通知文书。
(5)仪礼的文书类(年贺状?招待状?案内状など。住所が必要ならアドレス帐に)
(6)古い新闻?雑志(必要な记事は切り抜きなどにする)
(7)古いカタログや更新済みの统计资料?価格表など。(下手にとっておくと间违いのもと)
(8)用済みのファクス?テレックス文书。
(9)社内用の请求伝票や整理表。共有の文书も同様に「大扫除」をします。
4.文书を「课の共通物」として整理
あとに残った全てのファイルを1カ所に持ち寄る。课员全员が集まり、仕分けを始めます。
(1)一昨年以上の前のものはひとまとめにする。(チェックの後、事务所外に移す。文书课、仓库、地下室、トランクルームなど、事情に応じて。)
(2)帐簿?図书は别にする。(両开き保管库や书棚に)
(3)伝票?カード类は别にする。(専用の整理容器を使う)
(4)议员に対してもマル秘扱いの文书は、课长のキャビネットなどに入れておく。(课长が自分で整理)
ここまでして残ったのは、キャビネットに整理できます。今年度?昨年度の文书ファイル。これらを以下のようにまとめます。
(1)各系の仕事特有のもの(系専用ファイル。系ごとにまとめる)
(2)一般的なもの(共用ファイル。同じファイルが数册出てきた场合、最も完全なものを1部残し、あとは舍てる)
(3)资料扱いしたほうがよいもの。(统计表?系数表など)
分厚い1件别ファイルについては、やはり1件别のほうが使いやすいと判断されれば、そのまま保管库整理に回す。
5.フォルダーによるファイリング
「4.课全体での整理」で整理して残ったファイルをフォルダーに移します。手顺は次のとおり。
(1)ファイルの缀じ具やひもをはずしてバラす。
(2)本年度と昨年度の文书に分け、さらに不要文书をチェックして舍てる。昨年度の分は、いったん别にしておく。
(3)本年度分を、题名を见れば中身がすぐわかる程度にまで细分化し、フォルダーに挟む。
(4)见出しに题名を书く。(まだ暂定的。後に検讨して确定)
フォルダー"folder"(holderではない)とは、缀じ具やマチのない薄い纸ばさみのようなもの。バインダーによるファイルに惯れている人には「挟むだけ」というのは抵抗があるでしょう。しかし、以下のような理由から、ファイリングシステムにおいては、「フォルダーによるファイリング」が推奨されています。
(1)バインダーのように缀じなくてもよいので、すぐファイルできる。不要になればすぐ舍てられる。
(2)一定のスペースに対して、文书収容力が大きい。(バインダーは、中身がなくてもスペースをとってしまう。)
(3)文书を小グループに细分化できるので、以下の利点がある。
?题名を见ればすぐ中身がわかる。(バインダーの场合、いろいろなものを缀じ込みがちで、题名が抽象的になりやすく、検索に时间がかかる。)
?必要なものだけを取り出すことが容易。
?フォルダーごとに保存年限を决められるので、移し替え?置き换え(後に説明する)?保存?廃弃がフォルダー単位で管理できる。つまり「舍てやすい」。
(注)それでもバインダーにしたければ、バインダーファイリングを専门に研究し、欠点を补う方法を提供している会社(㈱キングダム)もあるので、参考にするとよい。
フォルダーによるファイリングには、「パーティカル?ファイリング法」と「ホリゾンタル?ファイリング法」があります。要は「向き」の违い。见出しの付け方や保存キャビネットが异なるだけで、原理は同じです。详细は専门书をご覧ください [NextPage]
6.使いやすいまとめ方?并べ方の検讨
いよいよ、フォルダーをまとめる段阶に入ります。「使いやすくまとめる」というのが至上命题。いくら整然としていても、使いにくければ何の価値もありません。现场にいて业务を知り尽くしている人たちが、使いやすく作り上げる「ツミアゲ方式」が推奨されているのはこのためです。(この逆が「ワリツケ方式」。详细は避けますが、うまくいかないことが多いとのこと。)以下に、まとめ方の基本を绍介します。
(1)相手先别
往复文书ファイリングの代表的な整理方式。「だれが?だれと」でまとめるやり方で、発信者?受信者がはっきりしている场合に最适。「アイウエオ顺」「地区别分类」「职制による分类」「背番号制」等の并べ方がある。
(2)主题别
なにか具体的なテーマがあって文书を探すときに便利な分类。「なにが」でまとめるやり方。例えば、「人事课」というファイルを作ったが、分厚くなってしまって使いづらかったとき、「采用」「给与」「教育」に分ける???というのも「主题别」の分类。
(3)标题别
「注文书」「见积书」「报告书」のように帐票化した文书。
(4)一件别
1つの案件(プロジェクト、工事、诉讼など)の始めから终わりまでを1つのファイルにまとめる方法。
(5)形式别
以上の4つのまとめ方のほかに、「禀议书」「庆吊状」のように、形式でまとめるとよい场合もある。
いずれにしても、よいファイリングをするには、以下のことが大切。
(1)一绪に使うことが多い文书は同じフォルダーに。
(2)一绪に使うことが多いフォルダーはなるべく近くに。
(3)捜しやすくするために、フォルダーの中身は少なく。
(4)见出し类(「ガイド」「山」等)の有効利用。
しかし、例えば(1)と(3)は相反関系。结论としては、「分厚くするより、薄くするのを优先」がプロからのアドバイスです。
さて、课员の知恵をしぼって、分类の仕方や并べ方が决まったら、キャビネットの「本年度用」の段に収纳。「配列表」を作り、一番前に置いて并べ方の决まりとします。昨年度の分も同様に処理し、キャビネットの「昨年度用」の段に収纳します。どうしても不便な点があれば柔软に改善していきます。
来年度になれば、「本年度用」の段に入っているフォルダーは、不要文书を廃弃したうえで、「昨年度用」の段に移されます。これを「移し替え」といいます。
押し出された一昨年度の文书は、不要文书廃弃の手顺を経て、保存の必要があるもののみ、事务所外に「置き替え("引き継ぎ"と呼ぶ会社もある)」し、「保存」されます。年に一度、日を决めて、文书课が音头をとり、「移し替え?置き替え」をするとよいでしょう。
これで、个人が私有しているファイルはなくなり、课が管理するものとなりました。古い、不要の文书も事务所から一扫されました。しかし、「これで出来上がり」とはいきません。事务所外への「置き替え?保存」の方法や文书廃弃の基准は、どうするのか。文书の贷し出しはどう管理するのか。「仕挂かり文书」をどう管理するのか、等々。システムを完成させ、维持管理していくための重要な仕事が残っています。 [NextPage]
【システムの完成と维持管理】
1.保存と廃弃
いくら事务所が快适になっても、「押し出された文书が仓库に山积み」ではシステムが完成されたとは言えません。舍てる技术が必要です。
保存年限は、
(1)歴史的な価値の大きさ
(2)実务にとっての必要性
(3)再生の困难度
(4)スペース
(5)法的な制约、等によって决まるとされていますが、
(5)以外は具体的な基准にはなりません。
これが「舍てられない」原因となっています。结论からいえば、文书の种类によって保存年限を「制度として」决めてしまうこと。难しいことですが、いったん决まれば、だれでも悩まずに舍てられるようになります。「いつか必要になるかもしれない。」とためこんでも、保存管理が不十分で见つからないとしたら、ないのも同じ。割り切りも必要です。
保存年限の决定は重要な意味を持つので、文书の种类ごとに慎重に検讨を。保存年限决定の目安については、専门书を参照してください。
また、保存年限はフォルダーごとにあらかじめ决めておきます。そして事务所外への「置き替え」のときに、フォルダーごとに保存年限别(3年、5年?10年、永久など)の箱に入れて保存します。こうすると、「置き替え」の作业が简単になり、そのうえ期限が来たときにだれでも箱ごと舍てられます。
2.贷出制度の彻底と「仕挂かり文书」の管理
课の外への贷出には、贷出カードの使用を制度化します。ファイリング系がときどきチェックし、期限切れのものは督促します。
「仕挂かり文书」とは、本当に书きかけの文书のこと。これを各自の机のひきだしに入れるのを许すと、私物化が始まります。担当者の名前が入った「やりかけファイル」に入れ、终业时に一定の场所に保管するようにします。なお「使っている文书」は当然キャビネットに返してから帰ります。
3.管理维持の重要性
システムを维持していくには、専任のファイリング系を养成していくのが望ましい。忙しい业务の片手间に「暇なときにチェックしよう」というのではすぐ元に戻ってしまう可能性が强い。また、适切な制度化?标准化?マニュアル化もシステム维持のポイントです。
广告合作:400-664-0084 全国热线:400-664-0084 Copyright 2010 - 2017 www.my8848.com 珠峰网 粤ICP备15066211号 珠峰网 版权所有 All Rights Reserved |